今回で11回目となるAyu's note新年会。
サウンドミーティングと銘打っているこの企画は夏のサウンドフェスタとは違い、生徒さん同士のコミュニケーションを兼ねての発表会です。
普段レッスンはほとんどが個人指導なのでこの日は食事やお酒も少しいただきながら普段会えないメンバー同士、楽しくおしゃべりしたり歌ったりします。
昨年は新規の入会者が多く、去年に比べ参加者は10名の増員。会場のJazz bar竹花に入りきるのか??
と思いつつも、そんな趣旨なので2部制にすることなく決行しました。
今日も馬渕氏のBOSEの煙突型PAシステムが大活躍!
iPadのミキサーで巧みにPAをセッティングしていきます。
今回はフェスタでも活躍していただいているベースの吉田さんも参加。なので馬渕氏は主に本来のギタリストとしての仕事。ASNメンバーの香川くんは今回ドラマーとしても頑張って貰います。
馬渕氏のギターレッスンを受講している方のギターインスト参加もあるのでドラム、ベース、エレキギターといつになくロック的なセッティングです。
さぁ、いよいよ始まります。
発声練習〜テーマソング「ひとつのNote」合唱。
コーラスのチームはそれぞれのパートにも慣れてきて、心地よいハーモニーを奏でます。
総勢29名のハーモニーは高らかに響きわたり、これから始まる本番に期待が高まっていきます。
Ayu's noteの発足時からいらっしゃる80代男性はボサノバが弾きたい、とのモチベーションで70代からギターを始められました。数年前にはガットギターにピックアップを取り付け、本番用に改良しました。
去年ご入会の方も後からギターを始めましたし、2児の子育て中の方、入会してからギターを始めその後曲作りを始めたことから今は作詞家として活躍しています。
数年来仙台から新幹線で通われている方、群馬から来られている方もみなさんギターを担いで遠くからレッスンにお越しになります。
西本明先生によるピアノレッスンを受講する方、やはり入会後にギターを始めた役者さんも今回はブルースハープに挑戦。女性ドラマーの方はなんと今回ドラム叩き語りに挑戦!!
何かを始めるのに遅すぎるということはない。そしてやり抜く気持ちがあれば人生はもっと豊かになる、ということを私は教室を通じてみなさんに教えていただいてます。
全ての方の演奏がハートフルで素晴らしく、ベースの吉田さんからは「生徒の皆さんの緊張感が伝わってきて、僕もすごく緊張した。」と。
それぞれが自分の力の中でできる限りの丁寧な音が奏でられていたことを表す、とても素敵な感想でした。
ぎゅうぎゅう詰め、すれ違うたびにぶつかってしまうような状況でしたが、翌日には皆さんから「とっても楽しかった。」と言っていただき、狭いながらも、いや狭いからこそ家族のように触れ合えた会だったんだと胸を撫で下ろしました。
これからも『楽しく、正しく、美しく』
夏のフェスタに向けて、Ayu's noteは進化していきます!
8月はその美しいサウンドを聴きにぜひけやきホールにお越しくださいませ。
All Photo by細川洋子