Sound FestaVol.16無事開催

強い勢力の台風10号が8月の終わりに発生。進路がなかなか読めず、天気予報と睨めっこのFesta前でした。

最初は9月1日に関東通過とのことだったので中止も一旦考えましたがノロノロの速度で日に日に接近が遅れ2日前にやっと開催を決意しました。

 

今年は久しぶりにテーマソングの「ひとつのNote」もスタッフとともに練習したので開催の運びはとても嬉しいことです。

広島から参加する生徒さんは、早めにと28日に新幹線で出発しましたが夜、新大阪で足止め。

そのまま翌日も翌々日も動かないことがわかり、そのまま広島まで帰っていきました。

当日なんとかならないかと祈りましたが、当日まで新幹線は不通、、。とても残念でした。

一方、東北新幹線のお二人は日帰りで参加できました。

 

そしてバンドのギターの馬渕氏は愛知からの参加です。

前日に前のりするとはいえ、丁度大阪あたりで停滞している台風の中の車での移動になります。

私としては「もし馬渕さんが来られないときのシフト体制」を考えねば、と譜面を全て見直しました。

前日、新東名と東名高速道路の通行止めをなんとか乗り換えつつ馬渕さんが到着。ホッとしました。

さて、朝礼&ウォーミングアップします。元気に声を出しているメンバーの表情はとても引き締ったいい顔。今日はきっとお客様に何かをお持ち帰りいただけるような予感がします。

 

今日は私のオリジナル曲を4名の方が歌います。

♪南からくる風・・変拍子の曲、ドラムの山下さんが大好きと言ってくれました。

♪Daich~静かなプライド・・ツインボーカル曲なのでライブであまりやっていなかった。

♪青空と麦畑〜Stop War・・終戦への祈りを込めた曲、今回スリーフィンガーにも挑戦。

♪風の戯れ・・スキャットと歌詞の織りなす曲

 

レッスンのたびに自分で歌うのとは違った景色が見えて、新鮮な発見がありました。今日はとっても楽しみです。

 

毎年、頼りになるスタッフ陣。

 

今年もセッティング班、司会班、受付、タイムキープ班、それぞれに考え動いてくれます。

後で聞くとセッティングチームは自主的にLINEグループを作って事前の打ち合わせをしていたとのこと。

 

このチームワークの良さこそがAyu's noteの宝です。

音楽がお客様の心に届くとすれば、お互いを尊重し協力し合うこのメンバーの感性があるからこそ、なのだと感じます。

 

毎年4つの賞を用意しています。

審査委員長山本氏によると

「歌の優劣」ということではなく

心に響く歌唱、一ヶ月前のリハとの比較、そしてこの日輝いていた方がグランプリ、との評価基準。

今回の新人賞は親子3世代のチーム。おばあちゃんとお母さん、そして8歳のお子さんの歌う「この広い野原いっぱい」ほのぼのと優しいハーモニーが会場を包みました。

そしてグランプリは三味線とピアノとのデュオLilas凛桜が受賞。

結成2年目、今回の選曲は「島唄」

けやきホールに三味線とピアノの生音が気持ちよく響き、お二人のハーモニーの完成度も素晴らしかったです。おめでとうございます!

ここ何年もコロナで中止していた打ち上げ。

今回も台風接近に伴い断念しました。

撤収終わりでスタッフと恒例の自撮りです。

今回は人数多いね、後ろの若手はジャンプして〜!

って中々タイミング合わず写らない人がいて。。笑

 

バンドのメンバーから「このイベントは楽しい」と言っていただけるようになりました。

また、お客様からは「皆さんそれぞれが客席を楽しませようとする姿勢に感激しました。」との嬉しいご感想をいただきました。

Ayu's noteの「ひとつのNote(音)を大切にしよう」

というテーマソングに掲げた目標が実りつつあるのを感じたFestaとなりました。

バンドメンバーを始めけやきホールのスタッフの皆さま、今年も大変お世話になりました。

また来年さらにブラッシュアップして戻って参ります!

All Photo by渡邊保彦&Miho Aira Watanabe